ナイトオカリナのホームページ

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1 オカリナを始めるにあたって

Q1 楽器経験がありませんがオカリナを吹けるようになるでしょうか?
Answer

オカリナは、手軽な楽器といわれます。その「手軽さ」とは、

吹けば音が出るので、比較的練習はじめから楽しく取り組めます。最初は、音さえ出なくて…、という楽器よりは、馴染み易いと思います。

オカリナは音域が狭い楽器です。トーンホールは12穴が基本です。音階でいうと、低音からラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ・ファの範囲の音が出ます。ドレミファソラシドを1オクターブと言います。オカリナの音域は大体1オクターブ半です。ピアノが7オクターブの音域を自在に操る必要があることに比べると平易な楽器と言えます。

勿論、綺麗な音色を出す為には練習が必要です。また、音域が狭いオカリナと言えども、高度な演奏は可能です。しかし、主に、上の理由から、楽器経験のない方も多くオカリナにチャレンジしていらっしゃいます。上達には、個人差がありますが、今まで楽器や、音楽とは疎遠だった方にとって、音楽を身近に感じ、接点を持つには、最適の楽器と考えます。

Q2 楽譜が読めなくてもオカリナを始めることができますか?
Answer

オカリナを練習していくにあたって、少しずつでも楽譜が読めるようになることは必要です。また、それも楽しみとお考えください。しかし、最初は、楽譜にドレミが片仮名表記されている教材を使用したり、楽譜が読めなくても丁寧に指導してくれるお教室に通ったりすれば良いと思います。実際、私が関わったお教室でも、最初は楽譜が読めなかった方が沢山いらっしゃいましたが、練習していくと少しずつ読めるようになっていきます。

楽譜が読めない方でも、オカリナを始められるノウハウが詰まった教材に「ナイトオカリナ スタートライン」があります。

Q3 オカリナを始めるにあたって買い揃えないといけないものは何ですか?
Answer

オカリナを始めるにあたって、買い揃えなければならないものは、

まずは、オカリナです。オカリナも色々な種類がありますが、私のおすすめは、「ナイトオカリナスタンダルドAC調」です。リーズナブルな価格でありながら、楽器としての音程精度は保持されています。また、くせがなく、入門者でもスムーズに音が出ます。

次に必要なのは、練習する為の教材です。楽器経験がなく、楽譜に自信のない方は、「ナイトオカリナ スタートライン」がお勧めです。楽器経験がある方は、「最初に手にしたいオカリナ楽譜集」や、「必ず手にしたいオカリナ楽譜集」がお勧めです。

そして、必ずではありませんが、あったほうが良いと思うものは、ストラップです。オカリナは、陶器製で割物です。入門時の不慣れさからオカリナを落として割ってしまう事故が時々あります。そのような事故を可及的に防止する為にも、ストラップは最初に揃えたほうが良いかと思います。
ナイトからは、「オカリナ専用のストラップ」が発売されていますので、オカリナにストラップを使用する際は、こちらをお買い求めください。(オカリナ専用でないストラップの使用は、かえって、オカリナの金具を傷めるなどの危険があります。また、操作性に適さない場合がございます。)

最後に、これも、必ずではありませんが、あったほうが良いものは、譜面台です。譜面台がなく、教則本などを机に置いて練習すると姿勢が悪くなります。オカリナは息を入れる楽器なので姿勢は重要です。

以上が、オカリナを始めるにあたって買い揃えたほうが良いものです。この他、音程をチェックするチューナーや、テンポを計るメトロノームなどをご用意しても良いと思いますが、最初のうちは、あまり細かいことを気にしても先に進めないので、ある程度吹けるようになってからご検討すれば良いと思います。

Q4 オカリナのカタログを見ていたら、数万円する高価なものまでありました。オカリナって、こんなに高価なものなのでしょうか?
Answer

旅行先のお土産屋さんなどで、よく安価なオカリナを見かけます。そういうものと比較すると、弊社のカタログに掲載されているオカリナは、大変高価に感じられるかもしれません。
楽器としてのオカリナは、お土産屋さんのオカリナと異なり、
「音程精度」
「音色」
「音量」
について、専門スタッフが大変な労力をかけて調律・調整が行われ、最終的に検査に合格したものだけがメーカーから出荷されます。

お土産屋さんで販売されているような玩具楽器としてのオカリナと、楽器メーカーが製作するオカリナとは一線を画する別物とお考えください。一般に、「音作り」には大変な労力がかかります。「ものづくりのその先に、音作りの世界がある。」と言われたりします。

Q5 オカリナ初心者ですが、せっかく始めるならば良いオカリナが欲しいと思います。最初から、良い楽器を買ったほうが上達も早いでしょうか?
Answer

一般に、予算が許すならば、楽器はより良いものをご購入するのが良いと思います。しかし、次の点に留意してください。

オカリナは、寿命の長い楽器ですが、不適切な吹き方をするとオカリナを傷めて、短期間に音が出なくなってしまうことがあります。特に、オカリナを吹くにあたって唾液を一緒に吹き込んでしまうような場合、息の通り道であるエアーウェイが痛み音が出なくなる原因になります。オカリナに慣れ、ある程度正しい吹き方をマスターしてから、高価な楽器を選んだほうが良いと思います。

「良い楽器」というのは、オカリナをお使いになる「あなた」にとって良い楽器でなければなりません。ナイトでは、用途に合わせていくつかの種類のオカリナをご用意しています。価格だけでなく、それぞれの特徴がありますので、ご自分にあったオカリナをお探しください。音色の好みや、息圧の強弱などがポイントになると思います。

Q6 インターネットなどの口コミ情報などを見ると、オカリナは試奏してから買いましょう、と書かれていることが多いですが、実際はなかなかできないようです。どうしたら良いでしょうか?
Answer

一般に、オカリナに限らず、楽器は、試奏してからご購入いただくのが理想です。オカリナに関しても、私どもメーカーは、試奏できる小売店さんに対して、大変ありがたいと思っております。私どもの取り扱うオカリナのような楽器のなかでは安価なものに、それだけの手間をかけて、丁寧に販売していただくというのは、本当に頭が下がります。

しかし、1本数十万円から、場合によっては数百万円する金管楽器や、木管楽器と同様の試奏をオカリナに求めるのは、少々小売店さんにとって酷のように思います。また、オカリナは、金管楽器などと異なり、分解して内部をクリーニングするようなことができません。不特定多数のお客様がいらっしゃるなか、他の誰かが試奏したものを、後から自分が購入するのは嫌だと、いうような気持ちになることも、人情として認めなければなりません。

「試奏ができないお店から買わない。」というような論調を時々見受けますが、少々乱暴な議論だと思います。

ナイトオカリナでは、「アンサンブル」「フィオレット」に関しては、保証書をお付けしています。万一、ご購入後、正常な使用状態で故障した場合は、お買上後1年間は無料で修理致します。(詳細は、オカリナに同封されている保証規定をお読みください。)ご安心してご購入ください

また、お近くの方で、オカリナの特徴などを確かめたい方は、「弊社ショールーム」へご来社ください(要予約)。

Q7 オカリナは、「試奏してから購入しましょう。」とよく聞きますが、オカリナ個々に品質のばらつきがあるのでしょうか?
Answer

オカリナの品質のばらつきは、否定できません。そもそも、楽器は、非常に繊細なもので、ピアノ、ヴァイオリン、金管楽器、木管楽器…どの楽器も、同じ品番であっても、演奏してみると、それぞれ違いがあり、同じ音を奏でるものはありません。電子的な楽器でさえ、例えば、電子ピアノ、エレキギターなどでも、やはり、違いが出ると言われます。まずは、楽器とは、1つ1つ同じ音が出るものではないことをご認識ください。

そのうえで、オカリナのお話しを致します。オカリナは、素材が粘土です。柔らかく、製作工程は、全て手作りで製作します。また、大変多くの水分を含む状態で成形し、最終的には、焼成という過程を経て、完成します。製作工程で水分がどんどん抜けていき、その分、サイズが収縮していきます。楽器を作る素材で、製作の最初の工程と、完成の状態でこれほどサイズ変更される素材はありません。この粘土という素材は、金属・プラスティック・木材…どの材質よりも不安定な素材です。ですから、そもそも品質にばらつきのでる楽器の世界でも、殊にオカリナは、ばらつきが出易い楽器なのです。

このばらつきが出易い土笛オカリナと、ナイトは日々格闘しています。製作工程のあらゆる部分の精度を可能な限り向上させて、このばらつきを一定の範囲に納めるように、組立・調律・塗装・検品を行っています。そして、他の楽器との合わせや、複数のオカリナで合奏ができるレベルの精度に仕上がります。

お蔭様で、現在ナイトのオカリナは、オカリナのなかでも、高いレベルで品質が画一化されているとご好評をいただいております。オカリナの品質のばらつきは否定できませんが、ナイトのオカリナに関しては、ばらつきはあるものの、演奏に支障をきたすようなものはありません。

オカリナは家電や日用雑貨とは違います!

オカリナは楽器です。楽器ですから練習して工夫しなければ良い音色はでません。勿論、なかなか音さえ出ない楽器と違って、オカリナはある程度音がでます。しかし、音が出たからといって演奏技術が備わった訳ではありません。良い音色を求めて、基本的な吹き方を練習しなければなりません。また、Q7でもお話ししましたが、オカリナにはばらつきがあります。このばらつきにも対応する技術が必要です。楽器って、不便なものですね!

家電や、日用雑貨でしたら、購入すれば誰でも同じように使うことができます。炊飯器を購入すれば誰でもすぐにお米を炊くことができます。掃除機を購入すれば誰でもすぐにお掃除できます。でも楽器は違います。楽しく使う為には練習が必要なのです。最近世の中が便利になって、楽しむ為に練習が必要な「楽器」から、若者などが遠ざかっていく傾向があります。ゲームや、携帯のようにすぐに楽しむことができるものに流れてしまっています…。

そうそう、先日、ある楽器店のオーナー店長さんに、「お客様が吹き方を工夫しなければならないような商品を作るな!」と叱られました。何でも、そのオーナー店長さんは、某大手家電メーカーのご出身だそうで、お客様に使い方を工夫することなど求めては通用しない世界にいらっしゃったそうです。確かに、家電を使うのに、練習が必要だったら困りますけど…。

楽器って、不便なものです。特に、オカリナは1つ1つばらつきもあるし…。でも、だから練習して良い音がだせたり、色々工夫して楽曲が吹けるようになったりするのが楽しいのだと思います。楽器や音楽の世界では、そうそう容易くコントロールできるものなどありません。色々工夫して少しずつ良い音がでるようになります。そういう不便さを楽しむ気持ちを持っていただきたいと思います。

2 ナイトオカリナを使ってみて

Q1 塗料の臭いがしますが、安全ですか?
Answer

私どもがオカリナの仕上げに使用している塗料は、食器などにも使用が承認されているウレタン系樹脂塗料です。ご使用されるお客様の安全に配慮して塗料選びを行い、塗装方法もマニュアル化しています。

私どもでは、充分な塗料の乾燥工程を経て、オカリナを出荷しておりますが、ご購入当初は、塗料の臭いが残っていることもあると思います。臭いが気になる方は、ケースからオカリナを出して、陰干しを行ってください。臭いの感じ方は、個人差がありますが、日に日に臭いは薄れていきます。

但し、当社使用のウレタン系樹脂塗料も、化学的塗料です。万一、化学物質アレルギーと思われる症状を発症された方は、速やかに使用を中止し、医師にご相談をしてください。

Q2 ナイトオカリナは、厳格な検品を行っていると伺いましたが、音程(ピッチ)が合いません。不良品でしょうか?
Answer

ナイトオカリナは、気温23℃(±3℃内)の環境で、442Hzでピッチ調整をしています。オカリナのピッチ(音程)に影響を与える要因は、いくつかあります。

まず、オカリナの演奏に適した気温環境で演奏しているかご確認ください。上記の通り、気温23℃でピッチ調整を行っています。暑い場所では、ピッチは高くなります。寒い場所では、ピッチは下がりますのでご注意ください。室内であれば、エアコンなどにより気温を調整してください。また、寒い場合は、少しオカリナを吹いていくと、オカリナ内部の気温が高まり、ピッチが合ってきます。

次に、ピッチを合わせる為にもっとも大切なことですが、オカリナに合致した息圧で吹いているでしょうか?オカリナは、息圧の強弱で半音くらいの音程は変化してしまう楽器です。個々のオカリナに合った息圧、もっと、言ってしまうと、1つ1つの音に合った息圧で吹いていかなければなりません。

その他、オカリナを持つ角度、息を入れる口の形、タンギングの仕方などによって、オカリナの音は、変化します。このように、演奏の仕方で音を作っていく楽器を作音楽器と言います。ピアノや、マリンバなど、調律をしてしまえば、音が決定してしまい、誰が叩いても同じ音が出る楽器とは異なります。作音楽器は、音を正しく安定的に演奏するまでに練習が必要ですが、細かい表現ができる点面白みがあります。

オカリナの音程は、楽器と演奏者、双方が合致して正しく奏でられます。お手にしたオカリナの最大の魅力を引き出してください。

Q3 ナイトオカリナを購入しました。最初は良い音色が出ていたのですが、最近音が出難くなってきました。特に、高音は、かすれて、音がほとんど出ません。どうしてでしょうか?
Answer

オカリナは、大変寿命の長い楽器です。例えば、ハーモニカは、使う頻度にもよりますが、場合によっては、3ヶ月程度で、リードが傷み買い替えが必要になることがあります。また、楽器自体を買い換えなくても、リード楽器は、一定の期間でリードの交換が必要です。弦楽器は、弦の張替えが必要です。フルートなども、一定の期間を経るとオーバーホールが必要です。

ところが、オカリナは、吹き方さえきちんとしていれば、3年、5年、10年と使用可能な楽器です。そのような寿命の長いオカリナですが、1つ大きな弱点があります。それは、唾液に弱いところです。素焼きのオカリナは、通常の水分には一定の耐性があります。素焼きの素材が、水分を吸収するので、息に含まれる水分がエアーウェイで結露することなく長時間演奏できます。しかし、唾液は、息に含まれる水分とは異なります。粘性がある唾液は、エアーウェイ内部に留まり、素焼きに吸収される前に、乾燥し、膜を作ってしまいます。この膜ができてしまうと、素焼きは、表面を膜で覆われることになるので、水分を吸収できなくなります。そうなると、悪循環の始まりです。エアーウェイ内部は、常に結露が溜まる状態になり、音が出難くなったり、高音がかすれてでなくなります。更に、放置しておくと、汚れが溜まったり、カビが生えてきます。

陶器製のオカリナに関して、このような悪い状況を作り出さない唯一の方法は、唾液を直接的に吹き込まないように演奏するしかありません。とは言うものの、オカリナを始めたばかりの時は、力が入りすぎたり、緊張したり、タンギングを強くやりすぎたり、唾液が直接的に入ってしまう方がいらっしゃいます。リラックスして、唾液が直接入らないような吹き方をマスターしてください。そうしなければ、オカリナをクリーニングしたり、新しいものに買い換えても、また、同じ結果が起きてしまいます。

もし、ご自分のオカリナの音が、出難くなってきましたら、「弊社リペア担当」にご相談ください。このような場合、通常使用とは言えませんので、保証の対象外ではありますが、クリーニングなどの有償サービスを行っております。

Q4 オカリナのお手入れはどのようにすれば良いですか?
Answer

オカリナは、メンテナンスも非常に楽な楽器です。演奏後は、表面を乾拭きする程度のお手入れで良いでしょう。また、陰干しなどを時々行ってください。湿気は、避けるようにしましょう。

Q5 ナイトオカリナを使用中誤って落とし割ってしまいました。修理できますか?
Answer

オカリナは陶器製で落とすと割れてしまいます。万一、落下事故などによりオカリナを損壊してしまった場合、まずは、お怪我などなさいませんように、破片などの取扱には充分ご注意ください。

次に、このQ&Aでも何度かご説明させていただきましたが、オカリナは個々に個性のある楽器です。新しいものを買い換えれば、同じ音が出るというものではありません。お取扱には、充分にご留意ください。

そして、破損してしまった場合ですが、接着・再塗装などにより修復できる場合がございます。詳しくは、「リペアのページ」をご参照ください。

2 ナイトオカリナの製作に関して

Q1 ナイトは、オカリナの開発にあたって、特定プレイヤーのアドバイスなどを受けていますか?
Answer

ナイトは、特定プレイヤーのアドバイスは受けておりません。過去に、特定プレイヤーのアドバイスを受けていたことがありますが、現在、お一人、もしくは、ごく少数の意見を参考にすることはリスクが大きいと考えています。

私どもは、常に、多くのオカリナプレイヤーや、オカリナ講師の方々、そして、お教室などに通っている多くの愛好者の方々と、密接にコミュニケーションを図り、オカリナが使用されている現場で起きていることから課題を発見し、開発・製作に生かしています。

Q2 ナイトは、画一的な品質に定評がありますが、他メーカーとの違いはどこですか?
Answer

他のオカリナメーカーさんのことは詳しくは知りません。私どもは、「楽器作りに画期的な方法はない」と考えています。地道に、各製作工程を正しく行い、調律・検品をしっかり行う以外に楽器作りの方法はありません。製作過程の要所に、重量検査や、形状検査を導入しています。また、焼成の前後に2回調律の工程を設け、塗装後、最終の検査を行っています。

このように、検査工程を要所に導入していること、また、その重要性を従業員一同理解して仕事に臨んでいることが、弊社の品質を支えていると思います。

Q3 安価なオカリナは、自動で生産されていますか?
Answer

安価なオカリナといえども、オカリナの製作工程は、全て手作り、手作業です。粘土という素材の性質上、また、楽器を作るという性質上、なかなか自動化は難しいところです。

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